マラウイにおけるクックストーブプロジェクト:ゴールドスタンダードデザイン認証を取得
フューチャーズ株式会社および関西電力株式会社がマラウイ共和国にて共同で実施しているImproved Cookstoves for Healthy Familiesプロジェクトは、2025年10月、カーボンクレジットに係る国際的認証機関であるゴールドスタンダードのデザイン認証を取得しました。
本プロジェクトでは、マラウイ共和国ドーワ地区において、燃料効率に優れた改良型調理用ストーブ(以下、クックストーブ)を約7万台配布します。同クックストーブは、伝統的な「三つ石かまど」と呼ばれる3つの石を地面に組む形のかまどに比べ、薪の使用量を約50%削減し、10年間で約75万トンのカーボンクレジットを創出する見込みです。また、IoT機器を一部のクックストーブに設置することで確実なサンプリングを行い、ストーブの使用状況を正確に測定することで、プロジェクトの透明性を高めています。
また、薪の使用量の削減のみならず、有毒煙の低減による健康増進・福祉向上、調理や薪集めを含む家事労働時間の削減によるジェンダー平等の促進といった、より広範にわたるSDGsへの貢献も期待されています。
本プロジェクトは、気候変動と所得格差の問題解決に取り組むという弊社の理念において、重要な節目となります。フューチャーズ株式会社は、様々な地域社会が、持続可能で確かな利益を享受できるよう、引き続き取り組んで参ります。
プロジェクトへのリンク: GS ID 23186 'Mbaula za Makono, Banja la thanzi(Improved Cookstove, a healthy family)' project